【h2testw】というソフトを使って破損したSSDや偽装されたSSDを判定する

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激安のSSDや熱暴走したSSDでもヘッダー情報が見れると一部動作したりする

sata接続のストレージならケースを分解すれば、ほぼモノが偽装かどうかは判断できるが、M.2やMacなどボードに半田付けされているタイプの基盤だと、見た目での判断はなかなか難しい。

そこでソフト的に判断できるモノがあれば、わざわざストレージを外すためにPCを分解したりといったハード的な作業を避けることができる。

自作パソコンで卓上で簡単にSATAケーブルに接続できるなら良いが、大抵はUSBで外付けにしてテスト環境を作ると思うので
今回は容量「1TBのsataSSD」と「1TBのM.2SSD」を準備し、USB2.0とUSB3.0でテストした結果を載せておく。

【h2testw】ソフトで1TBのsataSSDをUSB2.0に接続して、Writeing & Verifyingテスト

容量が1TBになると、USB2.0でのテストでは書き込みに21MB/sで14時間、ベリファイに33MB/sで8時間、計22時間ほぼ一日という結果になるので、USB3.0以上の口が空いているなら、そちらでテストする方が良い。

私のように一日中パソコンの電源を入れたままで、USB3.0を他で使っている場合はUSB2.0で放置したままでテストできるので、そういうやり方もあるが、お勧めはできない!

※sata1TBの場合

【h2testw】ソフトで1TBのsataSSDをUSB3.0に接続して、Writeing & Verifyingテスト

USB3.0だと、容量が1TBでWriteに130MB/sで2時間、ベリファイに300MB/sで1時間弱、計3時間弱
2.0の七分の一となる。(SATAでもM.2でもUSB3.0アダプタの速さになる)

※sata1TBの場合

【h2testw】ソフトで1TBのM.2SSDをUSB3.0に接続して、Writing & Verifyingテスト

※M.2SSD1TBの場合

※sataと同じ値なので、どちらかの画像が間違っているのかもしれない(ごめんなさい)
両方ともUSB3.0でのテストだったので、時間は3時間程度だったのは記憶がある(あっているのかも)

【h2testw】ソフトで一部「破損している1TBのM.2SSD」をUSB3.0に接続して、Writing & Verifyingテスト

焼損しているが、一部USB2.0で奇跡的に内容をレスキューできたM.2SSDを今までセーブ用に使っていたが、めちゃくちゃケースが発熱しているので、使用を止めたM.2SSDを今回【h2testw】ソフトでテストしてみた。

※右の赤丸が焼損しているかな?といったコゲがある部分。

※M.2SSDのWritingで約40分、下のバーが三分の一なので、この部分に入っていたデータはたまたま助かったということか?

偽装SSDもこういった赤表示が出るので、激安SSDを海外購入する場合は一枚先にテストしてから複数購入する方が良い。
私は今のところAliexpressで購入したsataSSD120GBは全てOk!だったが、512GB以上購入するなら多少高いぐらいなので納期も含めてAmazonで試した方が良いと私は思う。

今回テストした新品のSSD1TBは下記、HanyePatriot Memory

Hanye 内蔵型 SSD 1TB 2.5インチ 7mm SATAIII

Hanye 内蔵型 SSD 1TB 2.5インチ 7mm SATAIII

私のGood point:安い

私のBad point:よく似た激安SSDがあるので注意!

Patriot Memory P300 1TB M.2 SSD 2280 NVMe PCIe Gen 3×4 内蔵型SSD P300P1TBM28

Patriot Memory P300 1TB M.2 SSD 2280 NVMe PCIe Gen 3

私のGood point:そこそこ安い

私のBad point:dynabook G83/PLジャンクに実装してみたが認識せず。SPの256GBに変更しても認識しなかったので、M.2スロットの破損かマザーの故障かもしれない。未確定のまま

編集後記

最近やたらと大容量の64TBと言ったSSDが海外サイトで販売されているが、64GBのマイクロSDチップアダプタ内蔵の偽装SSDであることが多いので注意が必要だ。

もともとSDカードをUSBアダプタから読み込むサブボードを改造したものだ。

<参考>

Richer-R SD SATAアダプタコンバータ 22MB/s

Richer-R SD SATAアダプタコンバータ

私のGood point:仮にSATA3の速度が出るボードを自作できるなら、極小のSDカードの入替でカートリッジとして利用するといったことをテストしてみたいね。

私のBad point:まだ試したことはないが転送速度が一番遅い速度に制限されるので22MB/sとの記載からこの速さに制限されるのではないか?SATAの速度は遅くても300~600GB/sなので、このボードを使う意味はほぼ無いと思われるが実際はどうかな?

2.5インチ4TF-SATAアダプタカード、自作SSDソリッドステートドライブ

2.5インチ4TF-SATAアダプタカード、自作SSDソリッドステートドライブ

私のGood point:実際に4連のSDカードを入れることができるモノがあることが面白い。

私のBad point:評価が一つもないので、誰も購入したことがないということか?対応OSがXPまでになっている。

外部ストレージでOS起動するには、Thunderbolt接続で外部ストレージ起動をさせるといった方法が今なら一番早いのかな?
なんやろ仮にM3チップがiphoneに搭載され、Mac専用USBハブに接続すると少なくともipadと同様には使えるよね~というぐらいは私でも想像できるが、Macbookとipadが売れなくなるからやらないかな!?

スマホをタブレットとして使う流れか?・・・Galaxy Z Fold4

個人的にM1ipadを最近使ってみてるけど、感想としてはCPUの速さと統一感から日本人パソコン利用者はMacに大移動するのではないかな?といった感覚がある。昔PC98からDOS/Vに大移動したような感覚があるがどうなるかな?

AIとスマホとクラウドとゲームと動画と、、、
しばらくは面白そうな世界が待っている予感がする。

それでは、またね。😎

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