Rufus を使ってインストールUSBを作成、指定のSSDに確実に入れる手順
手順①:3つの8GB以上USBとSSDを用意する
- SSD120GB
- ⇒「Chrome OS Flex」
- SSD128GB
- ⇒「Limux Ubuntu22.04LTS」
- M.2 SSD256GB
- ⇒「Windows11 Home」
※1つのマシンにOSを複数入れて楽しむやり方として、私のお勧めは物理的に1つのOSに1つのSSDにする。
これで、いつでも必要のなくなったOSを取り外して他の媒体と交換することが可能になる。
但し、2つ以上のOSを確実にインストールする場合、面倒でも1つずつストレージをセットし他は外し、インストールするOSの回数分繰り返すのが鉄則!
「ASRock ベアボーン DeskMini」シリーズは小さいので、テスト仕様にはもってこいのハードと言える。
手順②:公式ホームページに行き、[.iso]ファイルをダウンロード
- Chrome OS Flex
- Chrome ウェブストア>「Chromebookリカバリユーティリティ」
- Chrome右上メニューバー拡張機能から「Chromebookリカバリユーティリティ」を選択
- 「Chromebookの識別」画面>「リストからモデルを選択」を押す
- 「メーカーを選択」を押す
- 「Google Chrome OS Flex」
- 「製品の選択」>「Chrome OS Flex(Developer-Unstable)」
- 「続行」ボタンを押す
- 「USBフラッシュ ドライブまたはSDカードの挿入」画面>8GB以上のUSBを挿す
- 「使用するメディアの選択」>今挿したUSBを選択する
- 「リカバリイメージの作成」画面>「今すぐ作成」を押す(上書きするので注意!)
- 「リカバリイメージの作成中」画面>3分程度
- 「ユーザーアカウント制御」画面>「はい」
- 「リカバリイメージの作成中」画面>15分程度
- 「リカバリメディアの作成が完了しました」
- このリカバリメディアUSBを使って、sata接続のSSD120GBにインストール
- 他のM.2SSD256GBとSSD128GBは物理的に外す
- 【Chrome OS Flex】をsata接続のSSD120GBへインストール
- Limux Ubuntu22.04LTS
- 日本語版Ubuntuのダウンロード
- Rufusダウンロード
- 8GB以上のUSBフラッシュ ドライブを挿す
- rufus起動
- ダウンロードしたISOファイルを選択
- ⇒ubuntu-ja-22.04-desktop-amd64.iso
- ⇒[GPT]-[NTFS]-[スタート]の順に押す
- インストールUSBの完成!
- このUSBを使って、sata接続のSSD128GBにインストール
- 他のM.2SSD256GBとSSD120GBは物理的に外す
- インストール先のSSDはUEFI(BIOS)で初期化する👈←コレ最重要!
- ググってもない場合は、各種マザーのマニュアルをダウンロードしChromeで日本語翻訳する
- 【Ubuntu22.04LTS】をsata接続のSSD128GBへインストール
- Windows11
- Microsoft公式ページから「Win11_Japanese_x64v1.iso」をダウンロード
- Rufusダウンロード
- 8GB以上のUSBフラッシュ ドライブを挿す
- rufus起動
- ダウンロードしたISOファイルを選択
- ➡Win11_Japanese_x64v1.iso
- ➡[GPT]-[NTFS]-[スタート]の順に押す
- インストールUSBの完成!
- このUSBを使って、M.2SSD256GBにインストール
- 他のSSD128GBとSSD120GBは物理的に外す
- インストール先のSSDはUEFI(BIOS)で初期化する👈←コレ最重要!
- ググってもない場合は、各種マザーのマニュアルをダウンロードしChromeで日本語翻訳する
- 【Windows11】をM.2接続のSSD256GBへインストール
手順③:Rufusで作成した.isoイメージファイルから目的のストレージにインストールする
各種OSのインストールの仕方は、私がココであれこれ書くよりも既出でブログやYoutubeに良いのがあるので、外部サイトを下記に貼っているので、インストール方法が分からない方は参考にして欲しい。
Chrome OS Flex をsata接続のSSD120GBへインストール
インストール順は「Chrome OS Flex」からが一番効率的
- Chrome OS Flexはストレージの指定やパーティション分割できない
- 先に他のOSをインストールすると、自動的に上から上書きしてしまう危険がある
- 他のストレージを全て外して、Chrome OS Flexを入れるSSD120GBだけ接続
「Chrome OS Flex」インストールメディアの作り方からインストールまで
- Chrome OS Flex 簡単インストール方法 全手順
- https://cardiy7.com/2022/03/06/chrome-os-flex-install/
こちらを参考にさせて頂きました。
2022.6.7私がインストールUSBを作成して「Chrome OS Flex」をインストールしたところ、参考記事にあるようなエラー表示で”驚く”ようなことはありませんでした。既に対応済であると考えられる。
これですんなり、インストール成功までいくはず。
Ubuntu22.04LTS をsata接続のSSD128GBへインストール
UbuntuとWindowsのインストールはデバイスの指定もパーティションも切れるので、1つ目のSSD120GB【Chrome OS Flex】を外す必要はないが、もし失敗したくないなら、ここで再度パソコンを開封してSSD120GBを外し次にインストールするSSD128GBをセットするのが望ましい。
私はそれが面倒なので、1つ目にストレージ指定の出来ない【Chrome OS Flex】をインストールし、次に容量の違うストレージを複数用意することで、ミスをしにくくしている。
「Ubuntu22.04LTS」インストールUSBの作り方
- Ubuntuを入手する
- USB8GB以上を用意
- rufusの最新版を入手する(Version:3.18 2022/03/11)
※これらを入手するのに、ダウンロードするPCが必要になる。
今回はWin11環境でのインストール用USB作成になる。
準備しているUSB8GB以上をPCのUSBポートにブッ挿す
rufus起動
①選択
②ダウンロードしたISOファイルを選択
③GPT-NTFS-スタートの順に押す
④インストールUSBの完成!
「Ubuntu22.04LTS」インストール
- 作成したUSBを実際にインストールするPCのUSBにブッ挿して起動する
- 電源投入後、F2キーもしくはDELキーでUEFI(BIOS)に入れるので、起動デバイスをUSBに変更する
- F10を押し、書き込み後再起動
- 後は以下のブログを参考にインストールを完了させる
「Ubuntu22.04LTS」インストール完了まで詳しく説明している外部サイト
- Ubuntu 22.04 LTSのインストール その1 - インストールの準備 〜 ライブメディアの作成とUbuntuの起動
- https://kledgeb.blogspot.com/2022/04/ubuntu-2204-lts-1-ubuntu.html
- Ubuntu 22.04 LTSのインストール その2 - Ubuntuの試用 〜 ストレージの確認
- Ubuntu 22.04 LTSのインストール その3 - インストーラーの起動 〜 インストール方法の選択
- Ubuntu 22.04 LTSのインストール その5 - UEFI環境でパーティションの作成と構成 〜 ブートローダーのインストール先の選択
- Ubuntu 22.04 LTSのインストール その6 - タイムゾーンの設定 〜 インストール完了
※4さえクリアーし、インストールが始まれば、後は特に問題なく終了するはず。
Windows11 をM.2接続のSSD256GBへインストール
今回は、
- 新規にWin11をインストールする
- DeskMiniベアボーンH470はWin11ハード条件を全て満たしている
ので、前回使ったWin11インストールUSB
- rufusで「noセキュアnoTMP」Win11インストールメディアを作成する
- これは以前の記事で、Win11非対応機種にクリアインストールするためのisoインストーラUSBを作成する方法
これを使うことは出来ない!がダウンロードした「Win11_Japanese_x64」はそのまま使える。
但し、最新.isoファイルが更新されている場合があるので、再度ダウンロードする方が良いだろう。
※同じダウンロードした「Win11_Japanese_x64v1.iso」から作成することができる。
- Win11_Japanese_x64
- Win11_Japanese_x64v1
違いは下が最新になる。
「Windows11」インストールUSBの作り方
- Microsoft公式ページから「Win11_Japanese_x64v1.iso」をダウンロードする
- USB8GB以上を用意
- rufusの最新版を入手する(Version:3.18 2022/03/11)
※これらを入手するのに、ダウンロードするPCが必要になる。
「Windows11」インストール
- 作成したUSBを実際にインストールするPCのUSBにブッ挿して起動する
- 電源投入後、F2キーもしくはDELキーでBIOSに入れるので、起動デバイスをUSBに変更する
- F10を押し、書き込み後再起動
- 後は以下のブログを参考にインストールを完了させる
「Windows11」インストール完了まで詳しく説明している外部サイト
さすがにWin11になるとYoutubeで分かり易く解説してくれている動画があるので、それを参考にして欲しい。
- Chrome OS Flex
- Ubuntu22.04LTS
と、既に連続で2つのOSをインストールしているので、わざわざ確認する必要もないが、一応記載しておく。
全て他人様のYoutubeサイトなので、悪しからずw
- Windows 11のダウンロードとインストール手順
- 古いPCにWindows11をインストールしよう 誰でも簡単3ステップで非対応PC用インストールメディアを作成
- 【非公式】Windows11をTPM非対応のパソコンにインストール方法・解説【PC】
3OSを3つのSSDに入れたAsRock DeskMini H470UEFI画面
電源投入後、[F11]でOSを切り替えて起動することができる。
3OS入れたのは、ディスプレイに使うSHARP製TVの音声が出なかったのが始まり
Win10で使用している他のノートパソコンだと、TVから音声は出ていたのでDeskMini H470で出ない?のはオカシイ
- Win11がダメ
- マルチOSがダメ
- マシンがダメ
のどれか?となる。
HDMIケーブルで繋げるだけなので、何なん?って話だが、「DeskMiniベアボーンH470」では初め3OSで音が出たのは「Crome OS Flex」だけだった。。。これも何かオカシイでしょw
ここでちょっと思案してみると、マルチOSインストール時、初めはストレージを3つ全て繋いでインストールし「Crome OS Flex」だけ、ストレージ指定ができないから全てのSSDを外し「Crome OS Flex」をインストールするSSD120GBだけ繋いでOSを入れた!という作業履歴がある。
「トラブルはブログの元!」のわたくしとしては、ちょっとだけやる気になったのであった(変態?)そんなに褒めるなよぉ~(照)
ならば!面倒だが一つずつ入れれば良いだけ。
ネジ4つ外して、ストレージ外して繋げて、繋げて外して、繰り返して全て個別に入れれば良いだけ!という方法に気づかせて頂きました。Googleさんありがとう~「Crome OS Flex」入れなかったら気づけなかったよぉ~( ̄▽ ̄)
多分ハードに詳しい方ならパーティション切って、上手く入れるんだろうけど、物理ストレージが1つだけだと破損した時に全てが使えなくなる気がするんだよね。まぁ一体型パソコンでもったいない経験は、ん10年としてきたのでねぇ。
Crome OS Flexの良い点
- とにかく電源OFF(切れ)が速い
- タダ無料0円!
- YoutubeとGoogleサービスだけでサブ機としては優秀!ゴミパソ32bit機はコレ一択!
- 画面スリープの時間指定が出来ない
- サブ機として使用すると、毎度々TVの電源をOnにしマウスを動かさなければいけない
- デメリットにもなるが、使い方次第ではかなり優秀な機能になる
- 例えば、ベット近くの机やアームで寝ながらYoutubeを見るなら寝落ち用には「TV機能で画面が切れて」パソコンやタブレットは「Crome OS Flexの機能」でスリープになる
Ubuntu22.04LTSの良い点
- タダ無料0円!
- タダでWin11同等以上のポテンシュルがある
- GUIを取り入れたLinuxで一番手軽に使える(GUIを使いながらCUIに慣れていく)
- 手元にデータを置くにはLinuxかWindows(NTFSフォーマットでストレージ連携可能)
- 「Crome OS Flex」にしなくても「Chrome」をメインブラウザに出来る
Windows11の良い点
- なんだかんだ言って64bit機なら第4世代(一部第3世代Intelも有)以降ならWin11は動くしWin10より体感速い
- 中古ノートパソコンならストレージ抜いてあってもほぼWin11購入しなくても無料でインストール可能
- 企業利用でMicrosoft Officeの遺産はそんなに簡単にはなくならない
- GUIでMicrosoft Officeだけで大量データを扱うデータベースシステムが構築できる
- 最新のハード・高機能ソフトに対応している(最新パソコンゲームをやるならWin11一択)
- 「Chrome」をメインブラウザに出来るし、最新EdgeはChromiumブラウザ
※結局ストレージのフォーマット問題は大きい。Macが独自の「HFS+」Windows・Linuxは「NTFS」、Windows+Linuxはハード的な移行・共存が個人でもし易いというのは、今後更に大きなメリットになってくる。
※exFATはジャーナリング機能がないので、ストレージ破損の大きな原因になる。
但し、プリンターにUSBを挿して印刷したり、スキャナにUSBを挿して.pdfとしてデータ化する場合など、他のマシンとの共有に使うなどのハード間のデータのやり取りに使う場合はexFATを使うと良い。
編集後記
過去記事:【自作PC】DeskMini H470 を購入し余っている部材でWin11を動かす
側だけ購入して余っていたIntel第10世代CPU Celeron G5905がココまで動けば、それなりに楽しく遊ばせてもらっている。
M2搭載Mac Proが簡単に買えない2022年は「Chrome OS Flex」「Linux Ubuntu22.04LTS」でしばらく楽しませて頂こう~
今回使用したハードウェアをAmazonで物色するなら
- AsRockベアボーンDeskMiniシリーズ(基本CPUはついていない)
- USB32GB(2022.6.11現在はインストール使用なら8GBも32GBも大きな金額差はない¥700-程度)
- M.2SSD 256GB
- sata接続2.5インチSSD128GB
- DDR4-2666メモリ16GB ノートPC用(8GB*2)
- intel 10世代 CPU
- HDMIケーブル(モニターに付属してない場合もある)
- 27インチ モニター
- 無線 キーボード マウスセット
- ボタン電池 CR2032
今回使用した道具類
- +ドライバー(PH0,PH1)(筐体ネジ4つ+M.2SSD)
- マイナスドライバー(CPUクーラー取外しで使用)
- エレコム USBハブ 2.0 バスパワー 3ポート 直挿し 機能主義
それでは、またね~😎