【Ubuntu】全部で3つのOSをDeskMini H470の別々のSSDにインストールする方法

目次

Rufus を使ってインストールUSBを作成、指定のSSDに確実に入れる手順

手順①:3つの8GB以上USBとSSDを用意する

  1. SSD120GB
    • ⇒「Chrome OS Flex」
  2. SSD128GB
    • ⇒「Limux Ubuntu22.04LTS」
  3. M.2 SSD256GB
    • ⇒「Windows11 Home」

※1つのマシンにOSを複数入れて楽しむやり方として、私のお勧めは物理的に1つのOSに1つのSSDにする。

これで、いつでも必要のなくなったOSを取り外して他の媒体と交換することが可能になる。

但し、2つ以上のOSを確実にインストールする場合、面倒でも1つずつストレージをセットし他は外し、インストールするOSの回数分繰り返すのが鉄則!

「ASRock ベアボーン DeskMini」シリーズは小さいので、テスト仕様にはもってこいのハードと言える。

手順②:公式ホームページに行き、[.iso]ファイルをダウンロード

Chrome拡張機能にChromeBookリカバリユーティリティを設定する
  1. Chrome OS Flex
    • Chrome ウェブストア>「Chromebookリカバリユーティリティ」
    • Chrome右上メニューバー拡張機能から「Chromebookリカバリユーティリティ」を選択
    • 「Chromebookの識別」画面>「リストからモデルを選択」を押す
    • 「メーカーを選択」を押す
    • 「Google Chrome OS Flex」
    • 「製品の選択」>「Chrome OS Flex(Developer-Unstable)」
    • 「続行」ボタンを押す
    • 「USBフラッシュ ドライブまたはSDカードの挿入」画面>8GB以上のUSBを挿す
    • 「使用するメディアの選択」>今挿したUSBを選択する
    • 「リカバリイメージの作成」画面>「今すぐ作成」を押す(上書きするので注意!)
    • 「リカバリイメージの作成中」画面>3分程度
    • 「ユーザーアカウント制御」画面>「はい」
    • 「リカバリイメージの作成中」画面>15分程度
    • 「リカバリメディアの作成が完了しました」
    • このリカバリメディアUSBを使って、sata接続のSSD120GBにインストール
      • 他のM.2SSD256GBSSD128GBは物理的に外す
    • 【Chrome OS Flex】をsata接続のSSD120GBへインストール
  2. Limux Ubuntu22.04LTS
    • 日本語版Ubuntuのダウンロード
    • Rufusダウンロード
    • 8GB以上のUSBフラッシュ ドライブを挿す
    • rufus起動
    • ダウンロードしたISOファイルを選択
      • ⇒ubuntu-ja-22.04-desktop-amd64.iso
      • ⇒[GPT]-[NTFS]-[スタート]の順に押す
    • インストールUSBの完成!
    • このUSBを使って、sata接続のSSD128GBにインストール
      • 他のM.2SSD256GBSSD120GBは物理的に外す
      • インストール先のSSDはUEFI(BIOS)で初期化する👈←コレ最重要!
      • ググってもない場合は、各種マザーのマニュアルをダウンロードしChromeで日本語翻訳する
    • 【Ubuntu22.04LTS】をsata接続のSSD128GBへインストール
  3. Windows11
    • rufus起動
    • ダウンロードしたISOファイルを選択
      • ➡Win11_Japanese_x64v1.iso
      • ➡[GPT]-[NTFS]-[スタート]の順に押す
    • インストールUSBの完成!
    • このUSBを使って、M.2SSD256GBにインストール
      • 他のSSD128GBSSD120GBは物理的に外す
      • インストール先のSSDはUEFI(BIOS)で初期化する👈←コレ最重要!
      • ググってもない場合は、各種マザーのマニュアルをダウンロードしChromeで日本語翻訳する
    • 【Windows11】をM.2接続のSSD256GBへインストール

手順③:Rufusで作成した.isoイメージファイルから目的のストレージにインストールする

各種OSのインストールの仕方は、私がココであれこれ書くよりも既出でブログやYoutubeに良いのがあるので、外部サイトを下記に貼っているので、インストール方法が分からない方は参考にして欲しい。

Chrome OS Flex をsata接続のSSD120GBへインストール

Chrome OS Flex画面表示

インストール順は「Chrome OS Flex」からが一番効率的

  • Chrome OS Flexはストレージの指定やパーティション分割できない
  • 先に他のOSをインストールすると、自動的に上から上書きしてしまう危険がある
  • 他のストレージを全て外して、Chrome OS Flexを入れるSSD120GBだけ接続

「Chrome OS Flex」インストールメディアの作り方からインストールまで

  • Chrome OS Flex 簡単インストール方法 全手順
  • https://cardiy7.com/2022/03/06/chrome-os-flex-install/

こちらを参考にさせて頂きました。

2022.6.7私がインストールUSBを作成して「Chrome OS Flex」をインストールしたところ、参考記事にあるようなエラー表示で”驚く”ようなことはありませんでした。既に対応済であると考えられる。

これですんなり、インストール成功までいくはず。

Ubuntu22.04LTS をsata接続のSSD128GBへインストール

UbuntuとWindowsのインストールはデバイスの指定もパーティションも切れるので、1つ目のSSD120GB【Chrome OS Flex】を外す必要はないが、もし失敗したくないなら、ここで再度パソコンを開封してSSD120GBを外し次にインストールするSSD128GBをセットするのが望ましい。

私はそれが面倒なので、1つ目にストレージ指定の出来ない【Chrome OS Flex】をインストールし、次に容量の違うストレージを複数用意することで、ミスをしにくくしている。

「Ubuntu22.04LTS」インストールUSBの作り方

  1. Ubuntuを入手する
  2. USB8GB以上を用意
  3. rufusの最新版を入手する(Version:3.18 2022/03/11)

※これらを入手するのに、ダウンロードするPCが必要になる。

今回はWin11環境でのインストール用USB作成になる。

準備しているUSB8GB以上をPCのUSBポートにブッ挿す

rufus起動

①選択

①選択

②ダウンロードしたISOファイルを選択

ubuntu-ja-22.04-desktop-amd64を選択

③GPT-NTFS-スタートの順に押す

ubuntu22.04LTSのインストールディスク作成

④インストールUSBの完成!

Ubuntu22.04LTSインストールUSBの完成

「Ubuntu22.04LTS」インストール

  • 作成したUSBを実際にインストールするPCのUSBにブッ挿して起動する
  • 電源投入後、F2キーもしくはDELキーでUEFI(BIOS)に入れるので、起動デバイスをUSBに変更する
  • F10を押し、書き込み後再起動
  • 後は以下のブログを参考にインストールを完了させる

「Ubuntu22.04LTS」インストール完了まで詳しく説明している外部サイト

  1. Ubuntu 22.04 LTSのインストール その1 - インストールの準備 〜 ライブメディアの作成とUbuntuの起動
    • https://kledgeb.blogspot.com/2022/04/ubuntu-2204-lts-1-ubuntu.html
  2. Ubuntu 22.04 LTSのインストール その2 - Ubuntuの試用 〜 ストレージの確認
  3. Ubuntu 22.04 LTSのインストール その3 - インストーラーの起動 〜 インストール方法の選択
  4. Ubuntu 22.04 LTSのインストール その5 - UEFI環境でパーティションの作成と構成 〜 ブートローダーのインストール先の選択
  5. Ubuntu 22.04 LTSのインストール その6 - タイムゾーンの設定 〜 インストール完了

※4さえクリアーし、インストールが始まれば、後は特に問題なく終了するはず。

Windows11 をM.2接続のSSD256GBへインストール

今回は、

  • 新規にWin11をインストールする
  • DeskMiniベアボーンH470はWin11ハード条件を全て満たしている

ので、前回使ったWin11インストールUSB

no TPM+no Secure Boot

これを使うことは出来ない!がダウンロードした「Win11_Japanese_x64」はそのまま使える。

但し、最新.isoファイルが更新されている場合があるので、再度ダウンロードする方が良いだろう。

TPM2.0+Secure Boot

※同じダウンロードした「Win11_Japanese_x64v1.iso」から作成することができる。

  • Win11_Japanese_x64
  • Win11_Japanese_x64v1

違いは下が最新になる。

「Windows11」インストールUSBの作り方

  1. Microsoft公式ページから「Win11_Japanese_x64v1.iso」をダウンロードする
  2. USB8GB以上を用意
  3. rufusの最新版を入手する(Version:3.18 2022/03/11)

※これらを入手するのに、ダウンロードするPCが必要になる。

公式から「Win11_Japanese_x64v1.iso」をダウンロードする方法

「Windows11」インストール

  • 作成したUSBを実際にインストールするPCのUSBにブッ挿して起動する
  • 電源投入後、F2キーもしくはDELキーでBIOSに入れるので、起動デバイスをUSBに変更する
  • F10を押し、書き込み後再起動
  • 後は以下のブログを参考にインストールを完了させる

「Windows11」インストール完了まで詳しく説明している外部サイト

さすがにWin11になるとYoutubeで分かり易く解説してくれている動画があるので、それを参考にして欲しい。

  • Chrome OS Flex
  • Ubuntu22.04LTS

と、既に連続で2つのOSをインストールしているので、わざわざ確認する必要もないが、一応記載しておく。

全て他人様のYoutubeサイトなので、悪しからずw

3OSを3つのSSDに入れたAsRock DeskMini H470UEFI画面

3OSを3つのSSDに入れたAsRock DeskMini H470UEFI画面

電源投入後、[F11]でOSを切り替えて起動することができる。

3OS入れたのは、ディスプレイに使うSHARP製TVの音声が出なかったのが始まり

Win10で使用している他のノートパソコンだと、TVから音声は出ていたのでDeskMini H470で出ない?のはオカシイ

  • Win11がダメ
  • マルチOSがダメ
  • マシンがダメ

のどれか?となる。

HDMIケーブルで繋げるだけなので、何なん?って話だが、「DeskMiniベアボーンH470」では初め3OSで音が出たのは「Crome OS Flex」だけだった。。。これも何かオカシイでしょ

ここでちょっと思案してみると、マルチOSインストール時、初めはストレージを3つ全て繋いでインストールし「Crome OS Flex」だけ、ストレージ指定ができないから全てのSSDを外し「Crome OS Flex」をインストールするSSD120GBだけ繋いでOSを入れた!という作業履歴がある。

「トラブルはブログの元!」のわたくしとしては、ちょっとだけやる気になったのであった(変態?そんなに褒めるなよぉ~(照)

ならば!面倒だが一つずつ入れれば良いだけ。

ネジ4つ外して、ストレージ外して繋げて、繋げて外して、繰り返して全て個別に入れれば良いだけ!という方法に気づかせて頂きました。Googleさんありがとう~「Crome OS Flex」入れなかったら気づけなかったよぉ~( ̄▽ ̄)

多分ハードに詳しい方ならパーティション切って、上手く入れるんだろうけど、物理ストレージが1つだけだと破損した時に全てが使えなくなる気がするんだよね。まぁ一体型パソコンでもったいない経験は、ん10年としてきたのでねぇ。

3つのOSをストレージを繋げたままインストールした後のUEFI画面(あれ?M2_1)

Crome OS Flexの良い点

  • とにかく電源OFF(切れ)が速い
  • タダ無料0円!
  • YoutubeとGoogleサービスだけでサブ機としては優秀!ゴミパソ32bit機はコレ一択!
  • 画面スリープの時間指定が出来ない
    • サブ機として使用すると、毎度々TVの電源をOnにしマウスを動かさなければいけない
    • デメリットにもなるが、使い方次第ではかなり優秀な機能になる
    • 例えば、ベット近くの机やアームで寝ながらYoutubeを見るなら寝落ち用には「TV機能で画面が切れて」パソコンやタブレットは「Crome OS Flexの機能」でスリープになる

Ubuntu22.04LTSの良い点

  • タダ無料0円!
  • タダでWin11同等以上のポテンシュルがある
  • GUIを取り入れたLinuxで一番手軽に使える(GUIを使いながらCUIに慣れていく)
  • 手元にデータを置くにはLinuxかWindows(NTFSフォーマットでストレージ連携可能)
  • 「Crome OS Flex」にしなくても「Chrome」をメインブラウザに出来る

Windows11の良い点

  • なんだかんだ言って64bit機なら第4世代(一部第3世代Intelも有)以降ならWin11は動くしWin10より体感速い
    • 中古ノートパソコンならストレージ抜いてあってもほぼWin11購入しなくても無料でインストール可能
  • 企業利用でMicrosoft Officeの遺産はそんなに簡単にはなくならない
  • GUIでMicrosoft Officeだけで大量データを扱うデータベースシステムが構築できる
  • 最新のハード・高機能ソフトに対応している(最新パソコンゲームをやるならWin11一択)
  • 「Chrome」をメインブラウザに出来るし、最新EdgeはChromiumブラウザ

※結局ストレージのフォーマット問題は大きい。Macが独自の「HFS+」Windows・Linuxは「NTFS」、Windows+Linuxはハード的な移行・共存が個人でもし易いというのは、今後更に大きなメリットになってくる。

※exFATはジャーナリング機能がないので、ストレージ破損の大きな原因になる。

但し、プリンターにUSBを挿して印刷したり、スキャナにUSBを挿して.pdfとしてデータ化する場合など、他のマシンとの共有に使うなどのハード間のデータのやり取りに使う場合はexFATを使うと良い。

編集後記

過去記事:【自作PC】DeskMini H470 を購入し余っている部材でWin11を動かす

AsRockベアボーンDeskMini H470

側だけ購入して余っていたIntel第10世代CPU Celeron G5905がココまで動けば、それなりに楽しく遊ばせてもらっている。

M2搭載Mac Proが簡単に買えない2022年は「Chrome OS Flex」「Linux Ubuntu22.04LTS」でしばらく楽しませて頂こう~

今回使用したハードウェアをAmazonで物色するなら

今回使用した道具類

それでは、またね~😎

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